分析4曲目は『月明かりのシルビア』。
メンバー自身がレコーディングまで行ったという事で、
ファンの間で注目されているようですね。
音は皆さんにも分かると思いますが、簡単に言えば
遠くから聞こえてくるような・・・そんな感じですかね。
途中では手拍子があったりしてポルノらしいラテン系音楽って感じがします。
また、この曲にはコーラス(つまりハモリ)が無いのも気になりました。
今の音楽に必要不可欠とも言えるコーラスが無いにも関わらず
アレだけの存在感を醸し出していて圧巻です。
また、全体的に音域が広いので結構難しい唄でしょうね。
詞は昭仁さんということなんですが、
今回は昭仁さん特有(?)のストレートな感じが無くて
なんだか難しいですね。大人な雰囲気が溢れています。
私が思うに、この曲は『シルビア』と『俺』との
『約束』を巡る詞なんでしょうね。『仮面は決して外さないけど』から
『俺』は絶対正体を明かさないんでしょう。『ナイフの切れ味で』は
何を示しているんでしょうか?これは私が一番引っかかるところです。
『falling love』は『愛になること』、『never』は否定のような感じなので
サビの『Don't you never falling love.』は今回の場合
『愛にならない事をしないで』みたいな感じになりますかね?
恐らくこれが『約束』なんでしょうね。
そうすると『シルビア 悲しみも喜びも~結晶が見えていた』に
繋がりますからね。シルビアはちゃんと自分を愛して欲しかったんでしょうね。
それを『俺』はゲームのようにしか捕らえてなかった。
シルビアは強がっているけれど、本当は悲しいんでしょうね。
反対に『俺』は、確かなものはどこにも無いと思っている。
今の二人の関係のスリルを楽しんでいるんでしょう。
そして最後には『俺』はシルビアにも愛なんて必要ないと決め付ける・・・
なんとも悲しい、大人の恋の話です。
しかし、私の翻訳が間違っていたら、話の内容が大きく変わってきます。
意外に奥の深い曲です・・・・・